何とか退院。おばあちゃんに来てもらう(その2)
不穏な手術から帰宅したことを前回は書きました。
退院して家に帰ると自然にお母さんの顔になってくるのですが,今回の手術後はなかなかお母さんの心意気に戻れませんでした。
なぜならば,ものすごくだるかったからです。
「だるい」くらいなら根性で頑張るのですが,「ものすごくだるい」と根性で頑張れないのです。
それから何回も低血糖でがくがくしました。
今考えると状況がこう叫んでいたのです。
「この手術だめだよ。全くダメ。なんで受けたの?」
初めから何か不穏な暗雲が漂っていました。私の心の中で。
しかし状況的には手術でGO!でよかったはずです。
もし,セカンドオピニオンに行っていたら少し違う選択をしていたかもしれませんが。
西洋医学で治しているのに「虫の知らせ」的な超感覚的意見は通るわけがありません。
でも,「なんか嫌な予感がするからセカンドオピニオンに行く」ということは全く本流から外れていません。
なのに,抗がん剤が終わるという麻薬的な開放感で頭がマヒしていたのでしょうか?
セカンドオピニオンに行かなかったのです。
もうこの辺でくどくなるので後悔はやめますが,あなたには最後に言っておきたい!!
「セカンドオピニオンにいくのだ!」ということを。
これだけ書いたらもうわかるでしょうが2回目の手術は最悪だったのです。
術後の回復だけでなく,手術したこと自体無意味だったのです。
今回で闘病記第2ステージ,「再発ー抗がん剤ー2回目手術」は終了です。
次回から闘病記第3ステージ「再再発ー転院ー3回目手術ー完治」を書き始めます。