敏感すぎる私の腫瘍マーカ(その2)
私の手書きのグラフです。↓↓↓
ああなんか私の影が移ってしまって見にくいですね。
でもこれで説明します。
赤がCA19-9という腫瘍マーカー,黒がCEAという腫瘍マーカーです。
どちらも大腸癌の腫瘍マーカーです。
私は肝臓に再発を繰り返していますが,肝臓がんではなく大腸癌です。
従って腫瘍マーカーも大腸癌を見ます。
出だしは値が高すぎて振り切っています。癌があるからです。
次にピンクの蛍光ペンで囲んだpoint1というところを見てください。
値が下がってます。手術直後だからです。目に見える癌は全て切除した状態です。
次にピンクのpoint2は術後1か月ですがもうここで上がっています。
最後にピンクのpoint3ですがほぼ0に下がっています。
抗癌剤(フォルフィリ+アバスチン)の1回目です。
以上の事からわかることは
①術後1か月で上がっている。
②抗癌剤でほぼゼロになっている。
③手術直後はゼロにはなっていない。
これらの事から考察できることは,
手術して癌を取り切っても,抗癌剤をやったときの方がマーカーは低い。
ということは,
①この抗癌剤はよく効く。
②手術で取り切ったように見えて取り切れてない。
ということです。
まず一つ,とても腹の立つこと!!
手術で取り切れてないということ。
目で見えないけどしっかり癌が残っているということ。
この事実が手術直後にすでにわかっていたということ。
あー。今はちょっと無理。
もう,昔の事なのにやるせない気持ちがよみがえってきます。
次回もう少し冷静になって腫瘍マーカーから読み取れることを書きます。