東大病院での驚きの大腸内視鏡。(その1)
この年の大みそかからお正月にかけて人生で最高に幸せな日々でした(2008年〜2009年)。
癌でしたが,最高の日々でした。
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そしてお正月が過ぎてすぐに検査が始まりました。
学校が7日くらいから始まりますが,その頃に大腸内視鏡の検査がありました。
つくばから東京まで朝下剤を飲んで行くのは大変だからと,旦那がビジネスホテルを取ってくれました。
でもその後何回も大腸内視鏡は受けましたが,つくばから通いで受けています。
2Lの下剤を飲むのは病院についてからなので,何とかなるのです。
しかしこの日ビジネスホテルに泊まって重大な事を知ってしまいました。
お風呂に入るとき自分の身体を鏡で見たのです。
家にいるとそんな機会はありません。
癌になってから温泉にも行ったことがないので,鏡に自分の身体を映して見ることなどなかったのです。
愕然としました・・・。
そこに映っていたのは骸骨のような自分だったのです。
顔だけは私の顔です。
しかし体は理科室の標本の骸骨に肌色の布地をぴったりと巻いたような体だったのです。
こんなに痩せていたとは自分では気が付きませんでした。
当時フォルフィリの影響で体重は38Kg位に落ちていました。
しかし顔がそんなに痩せこけてなかったのでそこまでひどい事になっているのに気づきませんでした。
この日,自分に対する(自分の身体に対する)嫌悪感が芽生えました。
それは自分のことを好きになれない自分の始まりでした。
そのことはまた次の機会にお話しします。
話を戻します。