子育てと闘病を両立する方法。

大腸がんステージⅣの闘病と子育てを両立させ最終的に完治した闘病記を記します。

また入院か?!

昨日新居浜おばあちゃん(私の母)がやってきました。

昨日の夜は,私たち家族5人に岐阜おばあちゃん,新居浜おばあちゃんで食卓を囲みました。

とてもにぎやかな夕食の時間でした。

入院中のベットのテーブルでの夕食と全く違いました。

(しかし私は一人きりのベットの夕食も嫌いではありません。)

そして今日岐阜おばあちゃんは岐阜に帰りました。

それから3日間は穏やかに過ごしました。

腹から出ているチューブの洗浄には少し時間がかかりましたが何とか慣れてきました。

朝家族がそれぞれ出勤や登校で家を出て行ったあと,新居浜おばあちゃんとコーヒーを飲みながらおしゃべりする時間は本当に楽しかったです。

そんな感じで穏やかに過ごしていましたが・・・。

退院してから3日目の朝,なんとなくだるい感じがしていました。

それでも普通にしていましたが,だるさがだんだんひどくなってきます。

チューブの消毒はいつもお昼にやっていたので,そろそろやるかと脱衣室に行きました。

そして自分のお腹を見て驚きで倒れそうになりました。

当てていたガーゼだけでなくその周りの一帯が黄色の液体で濡れていたのです。

震える手でガーゼを取って,また気絶しそうになりました。

チューブからどくどくと膿が出ているだけでなく,チューブが刺さっている脇からも膿が出ていたのです。

要するにチューブが刺さっている意味がない,出れる場所から出てやる!という膿の勢いがあったのです。

「お母さん。やばいことになった。」

「すぐ病院に行ける用意をして。ああ。入院グッズも持って行った方がいいかも。」

「ああ。入ってこないですごく気持ち悪い事になってるから。」

と母に声かけをしながらとにかく厚さ10センチくらいにガーゼを重ねてチューブの場所に当てました。

それから脱衣所を出て熱を測ったら40℃に上がっていました。

呼吸もゼエゼエという感じです。

「ああ。これは病院に行けるのか?」

「東大病院は遠すぎる。」

「つくば市内ならすぐ行けるのに・・・。」

と思いながらも東大病院に電話をして主治医のT先生につないでもらいました。

T先生は,

「すぐに来てください。見ないとわからないので。」

とおっしゃいました。

とりあえず何とか東大病院に行くことにしました。