東大病院の美味しい店
点滴と処置が終わってお昼になりました。
今日は食欲があるので新居浜おばあちゃんとお昼を頂くことにしました。
東大病院と言えば最上階の「精養軒」ですが,私はあえて地下の「三四郎」に案内しました。
注)2021年現在、「三四郎」は閉店しました。
この「三四郎」は,机は合い席ですし普通の食堂という感じで,外見は全く惹かれないのですが,料理がすごくおいしいのです。
初めて東大病院に旦那と来た時,この食堂のおいしさに感動しました。
しかし,あの時はどこへ行っても手術ができない状態でここにたどり着きました。
そしてこの東大では手術ができるという返事をもらって有頂天になっていました。
そのせいで味覚も麻痺していておいしく感じたのかもしれません。
そして今日再びこの三四郎に来わけですが,やはり美味しさで感動しました。
庶民的なおいしさなのです。
思いっきり幼い記憶を刺激してくるのです。
新居浜おばあちゃんに感想を聞いてみました。すると,
「なんか。私が作った料理と変わらんね。」
と言い放ちました。
そうです。ここはお母さんの味なのです。
昭和のお母さんの料理なのです。
是非,近くに来た時は行ってみてください。
病気でなくても「三四郎」には入れます。
ああ。こんなグルメレポートのようなことを書くつもりはなかったのだけど・・・。
昨日と違って楽しい1日でした。
点滴も処置も昨日と同じでしたが,熱がないだけで(解熱剤で下げているだけですが)だいぶ違います。
これから数日間通うことになりますが,なんか楽しみになってきました。
今日,三四郎に来ましたので,明日は「精養軒」に行きましょう。
それ以外はあまりおいしいところはないと聞いているので,その次の日は冒険して東大の学内の方へ探検してみるのもいい案です。
しかし,お昼は学生でにぎわうので,やはり病院内がいいかも,と思っているとふとT先生の事を思い出しました。
T先生は昨日も,今日も処置してくれました。
そして明日も来るように言われました。
そうするとずっと病院にいることになります。
休みがないのでしょうか?
大学病院の医師はそんなに大変なのでしょうか?
これではブラック企業と同じです。
しかし,患者である私は,病院が年中無休である事が安心に繋がっているのです。
矛盾してますね。
この件に関してはもう少したったらじっくりと考えたいと思います。