子育てと闘病を両立する方法。

大腸がんステージⅣの闘病と子育てを両立させ最終的に完治した闘病記を記します。

総括(2021年10月)

私の闘病記はこれで終わりです。

長い間お付き合いいただきありがとうございました。

闘病から10年経ちました。なので完全に完治しているということです。

今の私はどのような毎日を過ごしていると思いますか?

死ぬ運命から蘇ったのだから、崇高な生き方をしているのが理想なのですが・・・。

今、私と家族がどのように生活しているか書いておきます。

私は特に変わらず、普通のおばさんとして生きています。

3年間の闘病の後、大学で実験補助のパートをして、その後現在の研究所に移り放射線の測定を行っています。

大学でパートをしている時期に術後性腸閉塞になり、半年間流動食で過ごしました。

半年後、肝臓の値がかなり悪くなったので入院したところ、腸閉塞ではなくて総胆管結石であることが判明しました。

その治療を行い、薬を飲むことで現在特に問題なく過ごしています。

今は、コロナ禍ですので職場と家の往復だけの毎日です。

あの時中学生だった長男は今は就職して大阪に住んでいます。

あの時小学生だった長女は就職して自宅から通っています。

あの時年少さんだった次男は今年の春に大学生になり福岡に行きました。

旦那はあの時と同じく研究職で、そろそろ定年が近づいてきました。

私は今年の8月に、仕事関係の資格試験を受けました。そのためにかなり勉強しました。

夏休みは、子供が大学から帰ってきてとても楽しい日々を過ごしました。

本当に普通の日々を送っています。

このブログも読者は少なく、私のあの壮絶な闘病は何だったのだろう、と思います。

しかしそんな中、私の高校の友人の姪御さんが癌になり、私はアドバイスの代わりにこのブログを紹介しました。

このブログは彼女にとって役に立ったようです。

また、読者は少ないですが毎回欠かさず読んでくださる方もいます。

数は少ないですが、私の闘病記が何らかの影響を与えているようであり、書いてよかったと思っています。

今、菩薩のような生活をしていたらあの闘病も価値があったのでしょうが、結局普通の生活をしているので今一つ説得力がないですね。

今日でこのブログの更新はありませんが、このまま置いておきます。

誰かの役に立てればいいな、と思います。

どうもありがとうございました。