え!?私も癌?(その2)
昨日からの続きです。
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翌日旦那が荷物を持って子供たち(日曜日なので3人ともいた)とやってきて
旦那:「何,何?なんか大変な事になってる? 夜中なのにすぐ来いって感じだったよ。これから面談でしょ。」
私:「腫瘤とか言ってた。ご飯もダメで水もダメなんだよ!。もう何なの!」
子供:「お母さんどうしたの?」
とか話しているところに看護婦さんがやってきて面談の部屋に連れていかれました。
面談の部屋で家族全員で先生を待ってたら先生がやってきて「おっ。大勢いるな!」と言いながら話し始めました。
腫瘤(その段階では癌とは言わなかった)の検査に2週間ほどかかる事,腫瘤は上行結腸にある事を教えてくれました。
この段階で私はまだ自分がやばいことに実感がなく,
「とにかく子供が小さいので困る,なるべく早くに帰る,いない間の段取りを取らなければ」
と子供の事ばかりを先生に訴えていました。
この後病室に戻り子供の段取りに関してパニックになっている私に反して・・・。
旦那は辛そうに「2.3日仕事を休むから段取りはゆっくり決めよう。気をしっかり持って」と私の肩に手を置きました。
そんな事あんまりしない人なので「どうしたんだろう。深刻そうに」とまだ私はよくわかっていなかったのでした。
今考えると子供の事で焦っていたからか,あるいは現実から目を背けていたのかよくわかりません。
でもお母さんならこんな感じになるでしょう。自分のことは後回しにする癖がついていますので。
次回,緊急入院でまず何をするべきか,私たちは何をしたかを書きます。