無理しすぎたかも。決死の運動会
前回闘病中の子供の行事について書きましたが補足します。
うちの子の通う小学校は運動会が5月です。だいたいいつも2週目の土曜日です。
私は4/30に緊急入院してそのまま検査をして手術が5月の3週目の月曜でした。
なので運動会は手術の2日前でした。
そのころ私はまだ自分が大腸癌ステージⅣで肝臓にも転移しているということを頭では分かっていても実感していませんでした。
この手術が成功してもどれだけ生きられるかわからないという事実の中。
旦那は「子供の運動会に出られるようにI先生(主治医)に頼んでみて。最後になるかもしれないから」
と私に言いました。
そのころ私は自分の思考力の1/10くらいしか自分のことに使ってなかったのでよく考えないで言われるままにI先生に頼みました。
I先生は以前も書きましたが,4人の子供のお父さんで年齢もうちの子と同じくらいなので
「そうだね! それは出た方がいいよ。外出手続きを取ってあげるよ。」
と普通ならダメですが特別に外出させてくれました。
そしてその日が来て
点滴を抜いて運動会に行きました。
会場にはおばあちゃん2人とHさん,Uさん,とその子供たち(HさんとUさんとは小学校が違うのです)が来ていてうちの一族は大人数でした。
ここでもみんなの愛を感じました。
ところが・・・。
雨がぽつぽつ降ってきたと思ったら,いきなりザーッと降り始めたのです。
なんとその日は開会式と準備体操だけで中止になったのです。
(続きます)