子育てと闘病を両立する方法。

大腸がんステージⅣの闘病と子育てを両立させ最終的に完治した闘病記を記します。

抗がん剤が効いた!感がどんどん小さくなる。(その2)

前回は抗がん剤の投与サイクル,そこから逃れるために精神が壊れかけていく様子を書きました。

前回からの続きーーーーーーー

そんなある日。

主治医のI先生から

「この前のCTで癌がすごく小さくなっていたよ。手術できるサイズになったので手術をしてみるか?」

と言われたのです。

天にも昇る気持ちでした!

アバスチン+フォルフォックスは合計13回やったのですが,上記のような精神状態の中でなぜそんなにやれたかというと,癌がどんどん小さくなってきていたからです。

そういう情報は外来の時I先生から教えてもらっていました。

「癌がどんどん小さくなる」

という,ある意味エサにつられて何とか続けていたのです。

でも,もう限界が来ていたところで「手術できる」というご褒美がもらえたのです。

この時は本当にうれしかった。

こうしてアバスチン+フォルフォックスを終了して,手術のために少し投薬しない期間を過ごしました。

アバスチンはもともと血管再生阻害剤なので,出血しやすくなっているので少し期間を置いたのです。

この期間は1か月くらいでしたが,ものすごい開放感に満たされ,幸せな時間でした。