2回目の手術(その2)
私は1回目の手術の時もセカンドオピニオンに行きませんでした。
今にも腸が破裂しそうということで慌ててしまったのです。
そして今。2回目の手術時もセカンドオピニオンに行きませんでした。
I先生にお任せしていたのです。
辛い抗がん剤治療を支えてくれた先生に頼り切っていたのです。
それで,「手術できるよ」と言われたので「はい,受けます!」と答えたのです。
この手術は今するべきか?他の方法があるのか?と自分のこととして考えることを放棄していました。
というか全く気付いていませんでした。
辛い抗がん剤がとりあえず終わるのであれこれ言わずに手術を受けておこうという考えもあったかもしれません。
ああ・・・。私は2回も過ちを犯したのです!
だからこれまで何回も何回もあなたに「セカンドオピニオンを受けてください!」と言っているのです。
状況としてセカンドオピニオンとか言い出せない状況でも何が何でも行ってほしいと思います。
話を私の2回目の手術に戻して・・・。
2回目の手術の時は一番下の子は保育園に移っていたし,真ん中の子は学童保育に行っていたので,子育てを回す点ではおばあちゃんさえ来てくれれば何ら問題はありませんでした。
おばあちゃんたちも慣れているのでうまく分担して来てくれました。
でも,あっ。思い出しました!
私の母は1回目の手術後エコノミー症候群になってしまって,ICUに2週間もいたのです。
この件に関しては付き添いの人の健康管理の注意点としてまた記事を書きます。
また話を戻して・・・。
入院に際しての子供たちの事や,家の事など1回目に比べたら格段に楽だったのに何か暗い雲のようなものが私の頭の中を占めていました。
しかし気を取り直して
「手術できることはものすごく喜ばしい事なんだ」
「手術したくてもできない人もいるのだ」
と言い聞かせて手術に臨んだのでした。