抗がん剤をやめるか?決断する(その2)
そういえば,セカンドオピニオンか何かの時に,このようなことを聞いたことがあります。
「固形の癌(特にあなたのような大腸癌)は放射線も出来ないし,抗がん剤でも完全に無くなることはできない。やはり手術できるなら手術が最もいい」
という言葉です。
この言葉があったから,私は「もう手術できない」という言葉に衝撃を受け愕然としたのでした。
ざっくり言うとこういうことです。
「大腸癌は手術が最もいい」
このことを前提に考えると,私が抗癌剤放棄宣言をした後やるべきことは次の事です。
「ただ死ぬのを待つだけでなく,死を覚悟しつつ手術を受ける。」です。
失敗してもいいのです。(素人的考えです。医学的には無駄な手術はしないでしょう)
抗癌剤をやめるということは,早い時期に死ぬということですから。
夫婦での話し合いでこの結論に達したとき,旦那はこのように言いました。
「抗がん剤をもう1回受けてほしい。そうすれば6回受けたことになる。」
「セカンドオピニオンの時,がんセンターの先生は6回抗がん剤を受けたのちCTを取ってどうするか考えると言っていた。」
「今の病院で同じ処方の抗がん剤を6回受けた」
「リスクがあっても手術を念頭に診察してもらおう」
「その際,考えられる中で最も手術に定評のある病院に転院しよう。」
「どの病院にしたらいいか全くわからないから6回目の抗がん剤を受けている間に俺が策を練る」
こう言われて,いや絶対6回目は受けないと言えるでしょうか?
もう6回目を受けるしかないと思いました。
引き寄せの法則を使って4回目と5回目を受けておいてよかったと思いました。
あと1回と決めればもう死ぬ気で受ければいいのです。
この日の結論は
1,私たちの中では,抗がん剤は今回で最後にする。
2,6回目の抗癌剤終了後転院する。
3,どこに転院するかは旦那が策を練る。