子育てと闘病を両立する方法。

大腸がんステージⅣの闘病と子育てを両立させ最終的に完治した闘病記を記します。

術後は最悪。高熱が続く(その2)

前回からの続きーーー

虫の知らせってありますよね。

今回の手術は虫の知らせ,というか微妙な違和感がありました。

でも抗がん剤が終わる喜びで深く考えることを放棄したのです。

セカンドオピニオン! セカンドオピニオン! セカンドオピニオン!ああ・・・。セカンドオピニオン。

セカンドオピニオンに行けば何か違う流れがあったのかもしれません。

術後は最悪でした。

原因不明の高熱(40℃)で5日間うなされました。

その上思い出しただけでも恐ろしくなる夢を見たのです。

内容もはっきりと覚えています。

その内容をここで書くのはやめておきます。

この恐ろしい夢に終止符を打ってくれたのが私の3人の子供たちでした。

毎日恐ろしい夢(ほとんど同じ夢)を見たのですがその日は最後に3人の子供たちが「獅子舞」で出てきたのです。

長男が先頭で獅子頭を持っていて最後尾に真ん中の娘(長女)がみどりの布を持っていて二人に挟まれた形で一番下の子がいたのです。

一番下の子は長男がおぶっていたように見えました。

下の子は眠くなったからか頭が左右に振れて目が半開きでした。

長男は懸命に「獅子頭」を操りながら獅子舞の先頭を務めていました。

長女も最後尾で弟を支えながらこちらを向いてにこっとしました。

弟は寝ぼけた顔で頭がぐらんぐらんしていました。

この夢でハッと目が覚めました。

この後もう2度と恐ろしい夢は見なくなりました。

私は子供たちが助けてくれたと思っています。

この日を境に熱も下がってきました。

しかし術後の不調はまだ続くのでした。

次回この続きを書きます。