子育てと闘病を両立する方法。

大腸がんステージⅣの闘病と子育てを両立させ最終的に完治した闘病記を記します。

再び望みを。抗がん剤再開(その2)

2回目の抗がん剤の日。

この日はフォルフィリ+アバスチンを含む5種類の薬剤を点滴で投与して最後にフルオロウラシルという抗癌剤を風船のような入れ物に入れてそのまま投与しながら帰宅するのです。

CVポートという装置を体内に埋め込んでいるので,このように投与しながら帰宅できるのです。

朝,病院に行って採血をして,白血球の値を調べます。

この日は白血球値は大丈夫だったので抗癌剤を受けられることになりました。

このように毎回白血球値をチェックしてやるかやらないか決めます。

従って6回1クールとか決めていても,予定通り進まないことは多々あります。

抗癌剤準備に1時間ほどかかるので,その間におにぎりを1つ買いました。

フォルフィリ+アバスチン投与は1日仕事なので,少しは食べ物を買っておこうと思ったのです。

実際フォルフォックス+アバスチンの時はお昼頃におにぎりを1個食べていたのです。

今回もそんな感じだろうと思いおにぎりと水を買って抗がん剤投与を始めました。

投与が始まると,今何を投与されているのかよくわかりませんが,お昼頃におにぎりを食べました。

それからしばらくして,何かの投与が終わり,次の薬剤に変わったころからだんだん気分が悪くなりました。

いや,気分が悪くなるというより,体がおかしくなってきた感じ,うまく伝えられませんが壊れてきている感じがし始めました。

そのまま,投与が終了して,会計を済ませて,Kさんに迎えに来てもらってうちまで帰りました。

Kさんはフォルフォックスの時もずっと送り迎えをしてくれました。

Kさんに関してはこちら(リンク)↓↓

 

calendura2009.hatenablog.com

 

家に帰ってきてから,どんどん吐き気が強くなり,壊れてきている感じも強くなってきました。

何回か吐いて,思ったことは

「もう,絶対はおにぎりは買わないでおこう。何も食べないのが賢明だ。」

ということでした。

でも,1回目のフォルフィリ+アバスチンを入院して投与したときはこんなにひどくありませんでした。

入院中にこのようにひどければ,先生に状態を見てもらえるし,投与の量も考えてもらえたかもしれないのに。

「一体何なの!!」

と怒りがこみ上げてきました。

とにかく「吐き気」とかいう生易しいものではないのです。

「吐き気」には違いありませんが,冷や汗がだらだらで,みしみしと壊れてきている感じなのです。

これを何回も続けるのか・・・。

気が遠くなりました。