ICUでは時間の流れが違う(その1)
どうやらICUでは時間の流れが違うようでした。
異常に遅く時間が流れているのです。
そのことに関してはこちら(リンク)↓↓
時間が止まってしまって絶望に打ちひしがれていたらいきなり看護師さんが,
「歩く練習をしてみましょうか?」
と,とんでもない提案をしてきました。
「顔を動かすこともできないのに歩くとか無理でしょう!何言ってるの!」
「でもここでこの機会を逃したら一生無限ループかもしれない」
「もしかして冗談なのかも。なんて返事をすればいいのか?」
「いやこの状態で冗談は言わないだろう」
と心でつぶやいていたら,看護師さんが
「すごく難しいと思いますが,よかったら私たち2人で手伝うので立つだけでも挑戦してみますか?」
とおっしゃったのです。
この言葉が救いの言葉に感じました。
特に「挑戦」という部分が。
全く動けない粗大ごみ状態になっている自分が何かに挑戦するのです!
思わず「はい!」と言ってしまいました。
すると看護師さん2人がどういう形かわかりませんが私を支え起こしました。