子育てと闘病を両立する方法。

大腸がんステージⅣの闘病と子育てを両立させ最終的に完治した闘病記を記します。

できるだけ多くの人に言いふらす(その2)

その1では多くの人に言いふらして色々助けていただいた話を書きました。

多くの人に言いふらした結果・・・。

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実際緊急入院からおばあちゃんが来るまでの5日間お惣菜を次々と持ってきてくださり,旦那から「どうすればいいんだ!食いきれないぞ」とメールが来ました(笑)。

きっとお母さんが突然いなくなって夕飯困るだろうと皆さん心配してくださったのでしょう。

それから,水やサプリなども紹介も多くなります。

また中には除霊や遠隔を勧めてくる人もいます。

でもお惣菜でいっぱいになったからって何か困るでしょうか?

水やサプリや除霊や遠隔は断ればいいのでは?

それよりもこちらの状態を知らずに当番や何かが回ってくることの方が負担だと思います。

自分たちで何とかなる状態ではないのですから。

大勢の人に言いふらすと言っても,一軒,一軒言って回るのではなく,核となる何人かに打ち明けて

「何かの時には助けてほしい。それからみんなに伝えてくれる? みんなにも助けてもらうことがあるかもしれないから」

と言っておくのです。そうすると2,3日で一気に広まります。

それでいいのです。

「癌で大変な人」

として有名になってしまえば本当に気が楽です。

それにいろんなことがスムーズに進むのです。

うちは一番下の子を保育園に編入してから旦那が送り迎えをしました,

その保育園では旦那以外の人が迎えに来てたら子供を引き渡していいかどうかわからないので迎えに来るかもしれない人全員で写真を撮って見ってきてほしいといわれました。

それでおばあちゃんは運転できないので外して,3人の人に頼みました。

一人は例のHさん,後の2人は同じ団地内のKさんとYさんでした。

(Hさんについては以前のブログに書いています。)
calendura2009.hatenablog.com

calendura2009.hatenablog.com

 

このご近所のKさんとYさんは子供会で一緒に仕事をした仲ですが,とりわけ仲の良い人ではありませんでした。

でも言いふらし効果により私の病気のことは知っており,「何かお手伝いしたいと思っていたのよ」と即OKでした。

そしてこの3人と私と一番下の子と真ん中の子(その保育園に学童保育でお願いすることになったので)の計5人でうちのデッキで写真を撮り,保育園に持っていきました。

あれから10年(まさかまだ生きているとは思いませんでしたが),この写真を見るとあの時のみんなの愛情を感じます。

お惣菜とお守りと千羽鶴はいっぱいもらいました。

先日お守りを数えてみたら50個ありました。

お守りと千羽鶴は知り合いのお寺の護摩で焼いてもらいました。

お惣菜もお守りも千羽鶴も愛です。

これをめんどくさく思うかありがたく受け取るかはあなた次第です。

受け取り上手になっておけば本当のキモとなる情報も受け取るのも上手になるような気がします。