子育てと闘病を両立する方法。

大腸がんステージⅣの闘病と子育てを両立させ最終的に完治した闘病記を記します。

2020-01-01から1年間の記事一覧

抗癌剤が効いた!癌がどんどん小さくなる。

癌を手術で切り取ったのに3か月後に再発してしまいアバスチン+フォルフォックスという組み合わせの抗がん剤治療を行ったことは以前書きました。 アバスチン+フォルフォックスに関してはこちら(リンク)↓↓ calendura2009.hatenablog.com 抗癌剤治療ってどん…

抗がん剤治療と子育て(その2)

前回は私の抗がん剤治療のスケジュールと友人に助けてもらったこと,その治療で私が苦しんでいたことを子供たちはほとんど覚えてないこと,について書きました。 私の抗がん剤治療は金曜日から始まるので,金曜日の朝に大量のカレーを作っておき,子供たちは…

抗癌剤治療と子育て

前にも書いたと思いますが,今大学生と高校生,中学生になった子供たちに私の抗がん剤の時どう感じていたか聞いてみました。 すると,「え?。普通だったよね。ご飯も作ってたし。首からチューブが出てただけじゃん」 と言われてしまいました。 私は死んだ方…

入院のお供。引き寄せの法則(その2)

前回入院に際して「引き寄せの法則」を持って行ったことを書きました。 以前ほんの少しいい気分になることを考えることで抗がん剤を乗り切ったと書きました。 この記事はこちら(リンク)↓↓ calendura2009.hatenablog.com そのツールとして「ガレージに小さ…

入院のお供。引き寄せの法則

何回も引き寄せの法則の記事でごめんなさいね。 今回はまとめとして読んでください。 私は入院に際して必ず持って行った本があります。 東大病院での手術の時は,手術できる喜びで胸がいっぱいで,手術の前の日はその本を胸に抱いて眠りました。 その本は「…

闘病しながら引き寄せの法則の実践

前回再発の告知後のどん底の時に引き寄せの法則に出会ったことを書きました。 引き寄せの法則に出会ったはこちら(リンク)↓↓ calendura2009.hatenablog.com 今日はそれをどのように実践したかを書きます。 これを本気でしかもかなり上手に活用したのは2回目…

闘病中に引き寄せの法則に出会う

私の癌の闘病は「引き寄せの法則」で乗り越えたと言っても過言ではないでしょう。 ちなみにその後の術後性腸閉塞は占星術師で実業家のKeikoさんのブログで乗り越えたと言えるでしょう。 今回は「引き寄せの法則」に関して書きます。 私が実践したのはヒック…

CVポート埋め込み手術

前回はアバスチン+フォルフォックスをCVポートを用いて行うことを書きました。 今,あれから10年経って,子供たちも大きくなりましたので,先日聞いてみました。 「お母さんの抗癌剤の時,みんな大変だったよね?」 と聞くと, 「え?そうだっけ。ずっと家に…

抗癌剤。CVポート埋め込み手術。

前回は分子標的薬アバスチンが使えるようになったことを書きました。 アバスチン+フォルフォックスに関してはこちら(リンク)↓↓↓ calendura2009.hatenablog.com calendura2009.hatenablog.com フォルフォックスとはフルオロウラシル・フォリン酸・オキサリ…

最強の分子標的薬アバスチン

前回は認可が下りた直後のアバスチンを従来の抗がん剤と併用して使用したということを書きました。 私が使用した抗がん剤はfolfox(フォルフォックス)という抗がん剤で,アバスチンを点滴した後にこのフォルフォックスを点滴しました。 フォルフォックスの副…

最強の分子標的薬アバスチン(その1)

闘病において重要なポイントはタイミングです。 私の闘病の三大タイミングの一つはアバスチンの認可が下りたことです。 私は術後まだ病院に入院している時, 「分子標的薬のアバスチンの認可が下りた!大腸癌患者に朗報!」 というニュースが新聞に載ってい…

癌。再発。信じられない・・・。

手術後,幸せな補助化学療法期間をエンジョイしている時に予告もなく地獄に突き落とされます。 「予告もなく」というのは変ですね。 癌なので手術で取り除いても転移している可能性は十分あるのですから。 「再発」・・・。 これほど恐ろしいことはありませ…

手術後は何をするの?補助化学療法。

さあ。とうとう癌の手術が無事終わりました。 でも気になることがありますよね。 癌・・・!。だったのですから,いくら手術で取り切れたといっても目に見えない癌細胞が散らばっているかもしれません。 そのような目に見えない癌細胞が成長して再発!という…

退院したら夫にありがとうを伝える。

退院したら,旦那さんと話し合ってください。 というか言っておくべきことを伝えておいてください。 お互いにです。 まあ,私がここで言わなくても家に帰ったら自然に話し合うでしょう。 病院ではじっくり話すことができないからです。 家に帰れたのなら,ま…

入院から1.5か月。退院してやっとわが家へ。

1回目の手術の最もつらい時期が過ぎフル装備が取れ始めた頃,回復していくうれしさとともにちょっとした不安が出てくると思います。 手術直後の話はこちら(リンク)↓↓↓ calendura2009.hatenablog.com とこちら(リンク)↓↓↓ calendura2009.hatenablog.com …

癌。ICUから一般病棟へ。ものすごいかゆみ。

前回は手術前後とICUでの様子を書きました。 手術前後とICUに関してはこちら(リンク)↓↓↓ calendura2009.hatenablog.com calendura2009.hatenablog.com ICUから一般病棟に戻るとそこは個室だったり4人部屋だったりしますが,とにかく空気が変わります。 空…

癌。手術当日,その後のICU(その2)

手術室は室温が低いですし,本人は裸同然ですので目を覚ました時はものすごく寒くて歯ががたがたふるえます。 でもすぐにバスタオルや掛布でぐるぐる巻きにされるので少ししたら歯のがたがたは治まります。 気が付いたら家族が周りに来ているのですが,意識…

癌。手術当日,その後のICU。

とうとう手術の日が来ました。 昨晩はどたばた運動会でそれから帰って来て様々な準備を大急ぎでやりました。 首の点滴のライン設置(局所麻酔で設置しますが結構痛いです)下剤,浣腸,ICUに持っていく荷物の準備・・・。 眠剤をもらって寝たのは24時を過ぎ…

癌。そういえば不思議なことがあった(その2)

前回は通りすがりの女性に身近な人がなくなるかも,と言われたことを書きました。 それから半年後に緊急入院になるのですが,そもそもその日夜間病院に行ったのは腹痛が原因でした。 「えっ!?私も癌?」はこちら(リンク)↓↓↓ calendura2009.hatenablog.co…

癌。そういえば不思議なことがあった(その1)

緊急入院して,検査の合間に留守宅の段取りや,癌の告知,手術についてどたばたと時間が過ぎ去りました。 約2週間ほど経って,やっと落ち着いてきたころ,ふとある事を思い出しました。 大腸癌発覚から約半年前,ちょうど友達のNさんの乳がんが発覚したころ…

癌。誰かのせいにしてしまう自分(その2)

Nさんが癌で大変!という最中に自分はもっとひどい癌に置かされていた,ということを前回書きました。 その後半年で私が大腸癌ステージⅣであることがわかり,Nさんよりも自分の方がやばいという状態になったわけです。 もしあなたがこのような状態に陥ったら…

癌。誰かのせいにしてしまう自分。(その1)

手術までの入院期間,癌の告知や手術に関しての説明が終わると,もやもやとした疑問や質問がふつふつとわいてくるということを前回書きました。 「回診時は質問できない。入院生活あれこれ。」はこちら(リンク)↓↓↓ calendura2009.hatenablog.com calendura…

回診時は質問できない!入院生活あれこれ(その2)

----前回の続きです。--- 回診は要は儀式みたいなものなので,「ははーっ」で終わった方が得策です。 回診時に自分より偉い先生や同僚がいるような環境であれこれ聞くより,主治医一人に聞く方がいいのです。 ではどうするか? 私が最も効果的だと思うやり方…

回診時は質問できない!入院生活あれこれ(その1)

突然自分が癌であることを告げられ手術までの間入院しているとします。 その時の気持ちの動きはどんな感じだと思いますか? まずはもう何が何だかわからない状態で 「えっ,なんで? えっ,なんで私が?」 という言葉が何万回も頭をよぎるでしょう。 そして2…

まず絶対に西洋医学。セカンドオピニオンも。

前回癌告知後,セカンドオピニオンに行くべきだったという私の経験からの意見を書きました。 「癌告知。この時セカンドオピニオンを受けるべきだった」はこちら(リンク)↓↓↓ calendura2009.hatenablog.com 前回の話と関連があるのですが,癌であることを告…

1-24 癌告知。この時セカンドオピニオンを受けるべきだった(その2) でもあの時の私は 「肝臓の方の深くて取れない癌はラジオ波焼灼法で焼いてしまいましょう。安全ですから。」 と言われて 「まあそうだな。肝臓はそれでいいわ。とにかく大本を取ってしまいたい!早く!」 「ラジオ波焼灼法って聞いたことないけど後でネットで調べてみよう。それで特に問題なければ先生の言う通りにしよう。早くこの癌を取ってしまいたいし。」 と安直に考えていたわけです。 とにかく私も旦那も余裕がありませんでした。 しかし!

前回は頭が混乱してセカンドオピニオンなどは全く頭になかったことを書きました。 ----------------------- でもあの時の私は 「肝臓の方の深くて取れない癌はラジオ波焼灼法で焼いてしまいましょう。安全ですから。」 と言われて 「まあそうだな。肝臓はそ…

癌告知。この時セカンドオピニオンを受けるべきだった(その1)

前回面談での癌の告知と手術についての説明を書きました。 「大腸癌ステージⅣ。最終告知」はこちら(リンク)↓↓↓ calendura2009.hatenablog.com 癌の状態や手術の説明で全く疑問がなくてもセカンドオピニオンは受けた方がいいと思います。 私の場合は「ラジ…

大腸癌ステージⅣ。最終告知

全ての検査が終わって,主治医と,私,旦那,看護師さんでの面談の日になりました。 ちなみに緊急入院の場合の面談の流れはこんな感じです。 1)入院に関しての面談(なぜ入院するのか,検査のスケジュール等) 2)検査終了後に,癌の告知,部位,ステージ,…

大腸癌。緊急入院から手術までの日々。

緊急入院から一晩あけてまず病室が変わりました。 昨晩は2人部屋で隣は瀕死の患者でした。 話せる仲間がいる方がいいだろうと4人部屋に移されました。 そのフロアーは消化器と乳がんのフロアーだったので,私ともう一人が大腸癌,一人が膵臓癌,もう一人が乳…

癌。手術前に家族一人一人に手紙を書いておく(遺言)

緊急入院後10日ぐらい検査して面談があり,そこで最終的に大腸癌ステージⅣであることが告げられました。 その話を聞いているうちに唇が白くなってきて倒れそうになり,吐き気に襲われました。 病状の話が終わって手術の話になったあたりから本当に吐きそうに…